E-E-A-T対策とは?Google公式の考え方と今すぐできるSEO施策15選

EEAT対策 編集・ライティング

記事を外注してSEOをしているのに成果につながっていない…。それは「E-E-A-T」に問題があるからかもしれません。

本記事では、SEOやLLMOの関係において近年重視されているE-E-A-Tについて、基本的な考え方・YMYLとの関係・実務で取り組める具体的な対策を解説します。

E-E-A-Tとは

EEATとは

E-E-A-Tは、質の高いWebページを評価する基準としてGoogleが定めたもので、次の四つの要素からなります。

E:Experience(経験)
E:Expertise(専門性)
A:Authoritativeness(権威性)
T:Trust(信頼)

Googleの品質評価ガイドラインにおけるE-E-A-Tについての記載は次のとおりです。

Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.

([本ブログによる訳]経験・専門性・権威性・信頼性の四つからなるE-E-A-Tは、ページ品質の評価においていずれも重要な要素です。E-E-A-Tの中心的な要素であり、最も重視されるのは信頼です。)

Google「General Guidelines(品質評価ガイドライン)」

またGoogleは四つの要素の関係を次の図で表しています。

E-E-A-Tに重要な四要素
出典:Google「General Guidelines(品質評価ガイドライン)」

Trust(信頼)が中心にあり、Experience(経験)・Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)はそれぞれ同列の関係となっています。

E-E-A-Tは、Webページの品質を評価するための基準であり、SEOの重要な要素ではあります。しかし、四つの観点から明確なスコアが算出されるものではありません。そのため、Googleの品質評価ガイドラインに沿って、効果が望めそうな施策を各社がトライアンドエラーしながら実施しています。

つづいて、E-E-A-Tを構成する四つの要素についてチェックしていきましょう。書く内容や押さえるポイントの具体例を挙げるために、SEOについて解説するページをつくる場合を想定して解説を行います。

Experience(経験)

Experience(経験)は、体験や経験に基づいてつくられたページかを評価する基準です。従来までのE-A-Tに、2022年12月15日にExperience(経験)が追加され、製品やサービスを実際に使用した人や、ページで紹介する場所を実際に訪問した人の「一次情報」が高く評価されるようになりました。

一次情報は、インターネットで検索しただけで生まれるものではなく、読者にとって有用性が高いためです。2022年に新しく追加された要素のため、古い記事をリライトする際にも重視すべきといえます。

[例:SEOの解説ページをつくるときに書くべき内容]

有効な施策の一覧に加えて、各施策を自社もしくはクライアントのサイトで実施した際の変化や成果まで示されている方がExperience(経験)の評価が高くなります。

Expertise(専門性)

Expertise(専門性)では、特定の分野に対する十分な知識や理解に基づいてページが作成されているかが評価の基準です。テーマを深く理解した作成者だからこそ提供できる説明や解釈が重視されます。専門性の高い情報がわかりやすく整理されたページは、特定のテーマに関する読者の理解を深める価値のあるものだからです。

[例:SEOの解説ページをつくるときに書くべき内容]

一般的な用語の定義や施策一覧を並べるのは最低条件といえるでしょう。個々の施策が重要な理由や、どのような前提条件で効果を発揮するのかまで踏み込んで解説されている方がExpertise(専門性)の評価が高くなります。

Authoritativeness(権威性)

Authoritativeness(権威性)は、ページの作成者やサイト全体が、特定の分野において信頼される存在として認識されているかを評価する基準です。品質評価において、内容の正しさはもちろん、ページ作成者の性質や第三者からの評価もGoogleは重視しています。

[例:SEOの解説ページをつくるときに押さえたい点]

実績のある企業や専門家が継続的に情報発信していると、Authoritativeness(権威性)の評価が高くなります。他の信頼性の高いサイトからの引用が多いのも加点ポイントです。ページに対する外部からの評価の裏付けになるからです。

Trust(信頼)

Trust(信頼)との関係では、ページやサイト運営者が信頼できるかが高い評価を受けます。この要素は、「Trustworthiness(信頼性)」とかつて記載されていたのが、2022年12月15日に「Trust(信頼)」に変更されました。内容に大きな変更はないものの、前述のとおりE-E-A-Tの中で最も重要な要素です。

[例:SEOの解説ページをつくるときに書くべき内容]

公式の発信や科学的な根拠を参照した正確な情報が書かれ、オリジナリティのある内容が記載されている場合にTrust(信頼)の評価が高くなります。運営者情報が明示されていたり、通信が暗号化されていたりすることも重要です。

E-A-TからE-E-A-Tに更新された背景

E-A-TからE-E-A-Tに更新された背景

以前は、品質評価の基準としてGoogleはE-A-Tを活用していました。それが2022年12月にExperience(経験)が追加され、2025年12月時点ではE-E-A-Tが基準として使われているのは前述のとおりです。

Experience(経験)が追加された背景には、作成者の体験に基づく一次情報に高い価値をGoogleが認めている点があります。逆に、二次情報をまとめただけのページは評価されにくくなりました。

AIの発達も関係しているでしょう。AIの発達によりインターネット上にある情報をまとめるのが容易になった半面、一次情報はAIには生成できないためです。

E-E-A-TとYMYLの関係

E-E-A-TとYMYLの関係

E-E-A-Tを正確に理解するためにはYMYLとの関係も把握しておきましょう。YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、情報の内容に誤りがあった場合に、ユーザーの健康・財産・安全に深刻な影響を与える恐れがある分野を指します。

具体的には、次のような分野です。

  • ニュース
  • 時事問題
  • 政治
  • 法律
  • 金融情報
  • ショッピング
  • 健康
  • 医療
  • 安全
  • 人種
  • 民俗

これらの分野はユーザーへの影響が大きいため、Googleはページの品質をより厳格に評価します。

評価の際に重要な基準となるのがE-E-A-Tです。YMYLの分野では、実体験に基づく情報か・十分な専門知識があるか・信頼される発信者か・情報は正確で安全かが強く求められます。YMYLの分野でSEOを施す場合、E-E-A-Tをより意識したページ作成が必要です。

E-E-A-Tの評価を高める対策15選

E-E-A-Tの評価を高める対策15選

ここからは、E-E-A-Tの評価を高める対策を紹介します。自社のWebページ・サイトをイメージしながら改善できるポイントを探してみてください。

Experience(経験)を高める対策3選

はじめに、Experience(経験)を高める対策を三つ解説します。

実際の経験に基づく情報を追加

Experience(経験)を高めるには実体験の具体的な記載が重要です。使ってみて感じたメリット/デメリット・想定外だった点・工夫したポイントなど、体験者でなければ書けない情報を盛り込みましょう。

時系列や行動の流れに沿いつつ、具体的な数値を書くことで検索エンジンにも実体験に基づくページだと伝わりやすくなります。

経験者にヒアリングした内容や経験者の口コミを活用

利用者や現場担当者など経験者の口コミ(声・意見・評判)をヒアリングしてページに採り入れることでExperience(経験)の評価につなげる方法もあります。口コミは、良い点だけでなく、戸惑った点や課題も含めて紹介することが重要です。発言者の立場や利用状況を明示し、体験のリアリティを高めましょう。

インタビュー記事やユーザーレビューを公開

インタビュー記事やユーザーレビューは、体験そのものを伝える一次情報としてExperience(経験)の評価に直結します。実際の行動・意思決定の背景・導入前後の変化などを具体的に掘り下げると、単なる感想以上の価値が生まれるのです。

Expertise(専門性)を高める対策3選

次に、ページのExpertise(専門性)を高める対策を三つ確認していきましょう。

Webサイトを特定のテーマやカテゴリーに特化

Expertise(専門性)を高めるには、Webサイト全体のテーマを明確にし、特定のカテゴリーや分野に特化することが重要です。

複数のカテゴリーを幅広く扱うよりも記事同士の関連性が高まり、検索エンジンから特定の分野に強いサイトと認識されやすくなります。カテゴリー設計や内部リンクを工夫し、専門カテゴリーを体系的にカバーするように設計しましょう。

専門的な記事の作成と一次情報の活用

Expertise(専門性)で高い評価を得るためには、一次情報に基づいたページの作成が欠かせません。

自社での調査結果・実際の事例・インタビューなどの専門知識や実務経験などを積極的に盛り込むことで、内容に独自性と深みが生まれます。自社ならではの視点を明確に示しましょう。

監修者情報を掲載

専門家や有資格者を監修者として入れて、情報を明示することでExpertise(専門性)を補強できます。

監修者の肩書き・経歴・保有資格・実務実績などを掲載し、読者が信頼できる根拠を示すことが重要です。

Authoritativeness(権威性)を高める対策3選

つづいて、ページのAuthoritativeness(権威性)を高める施策を三つ紹介します。

Googleビジネスプロフィールに登録

Googleビジネスプロフィールへの登録は、Authoritativeness(権威性)を高める上で効果的です。企業やサービスが実在することを検索エンジンに直接示せるからです。会社名・所在地・連絡先・事業内容などの基本情報を登録し、Webサイト情報と整合するようにしましょう。

検索結果やマップ上での露出が増えるとユーザーから認識されやすくなり、Authoritativeness(権威性)やTrust(信頼)の向上につながります。

SNSを活用し引用と言及を獲得

SNSを活用して情報発信を行い、他者からサイテーション(引用や言及)される機会を増やすことはAuthoritativeness(権威性)を高める上で有効です。

SNSでページのURLが引用されても「nofollow属性」(リンク元の評価を反映させないと検索エンジンに伝えるもの)が自動的に付与されるため、SEOで重要な「被リンク」の直接的な加点にはなりません。それでも、アクセス数や訪問者が増えるといった間接的な効果が期待できるので、有効なわけです。

X・LinkedIn・Facebookなど複数の媒体を活用し、専門的で価値ある情報を継続的に発信しましょう。

※LLMOでは、引用・被リンクでなくても、単に言及されるだけで評価につながるとされています。

指名検索を増加させるブランディングを実施

ブランディングをして、企業名やサービス名で検索される「指名検索」を増やすことがAuthoritativeness(権威性)の強化につながります。指名検索を増やすためには、ページの発信に加えて、セミナー開催・事例紹介・メディア露出などを通じたブランディングが欠かせません。

「この分野といえばこの会社」とイメージされる状態をつくり、検索エンジンからの評価を高めていきましょう。

Trust(信頼)を高める対策6選

最後に、Trust(信頼)を高める施策を六つ確認しましょう。

WebサイトをSSL化(HTTPS化)

WebサイトのSSL化(HTTPS化)を行いましょう。通信内容が暗号化され、ユーザーが安心して閲覧および入力できる環境を整えられます。

個人情報を扱わないサイトであってもHTTPS対応は現在では必須といえる施策です。Googleも公式にHTTPS化をランキング要因の一つとしており(※)、Trust(信頼)を強化するための重要な施策とされています。

Google Search Central「ランキング シグナルとしてのHTTPS」

サイト運営者およびページの著者情報を掲載

サイト運営者やページ作成者を明確にすることはTrust(信頼)を高める基本です。運営会社の正式名称・所在地・連絡先に加え、ページ作成者のプロフィールや経歴を掲載しましょう。

顔が見える状態にすれば、匿名性の高いページやサイトとの差別化につながり、読者と検索エンジン双方からの信頼を得やすくなります。

whois情報を公開

whois情報の公開もTrust(信頼)の強化につながります。whois情報とはIPアドレスやドメイン名の登録者を調べられるサービスです。ドメインのwhois情報を公開し、運営主体が確認できる状態にしておきましょう。

完全非公開の設定は不信感につながる場合もあります。企業サイトでは必要最低限の情報公開を検討するとよいでしょう。

公的機関の情報を引用

官公庁・自治体・業界団体をはじめとする信頼性の高い機関の情報を引用すれば、ページのTrust(信頼)の評価を上げられます。根拠となるデータや公式見解を明示し、出典リンクを設けましょう。

個人の見解や推測だけでなく客観的な裏付けを示すと誤情報のリスクも軽減できます。

構造化マークアップを実施

「構造化マークアップ」も実施しましょう。構造化マークアップとは、ページの内容を検索エンジンに正確に読み込ませるために、形式に従ってデータに意味を付加することです。検索エンジンに対してページの内容・著者・組織情報を正確に伝えられます。

例えば、下のようなマークアップを用いれば、検索エンジンに対して次のような情報が示せます。

  • rticle:記事のページであること
  • Organization:サイトやページを運営している組織
  • Person:作成者や監修者などの人

記事を常に最新情報にメンテナンス

最新情報にメンテナンスして記事の鮮度(フレッシュネス)を保つことも Trust(信頼)を維持する上で欠かせません。制度改正や仕様変更がある分野では定期的に記事を見直し、内容を更新する必要があります。

更新日を明記し、古い情報を放置しない姿勢を示すことで信頼できる情報源としての評価が高まり、長期的なSEO効果につながります。

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SEOに重要なE-E-A-Tについて、四つの要素の説明や評価を高めるための対策を紹介しました。

E-E-A-Tは、ページやサイトの品質やSEOの効果を高める上で重要な基準です。専門性や経験をページへ丁寧に反映し、信頼性と権威性を高めていくことで、検索エンジンにもユーザーにも評価されるサイトを実現できます。

本記事の内容を念頭に置き、E-E-A-Tを高める施策に取り組んでみてください。

また、ここまで読んでくださった人の中には、新しく追加されたExperience(経験)を高めるためのインタビューや導入事例の作成を考えた方も多いのではないでしょうか。

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