紹介します。「キャスティング」ってこういう仕事です。

「キャスティング 」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。

かくいう私はルアーフィッシングをするので、釣竿を振ってルアーを水面に投げ入れる動作をキャスティングと言ってきました。実際に「キャスティング」という言葉を Google で検索してみると釣り情報が検索結果の上位に来ていたりもします。聞き慣れない言葉であるとは思いますが、釣りに明け暮れている会社だと誤認させてはまずいのではっきりしておくと、弊社は「モデルやタレントなどの出演者(キャスト)を現場に呼ぶ仕事」をしている会社です。そのままでありますが、キャスティング会社と呼ばれる企業です。

しかし、キャスティングの仕事は一言で説明できるものではありません。「モデルやタレント」と簡単に書きましたが、例えば、女優・アーティスト・タレント・モデル……と、活動している内容や出演している媒体によって出演者の呼び方も変わります。ありとあらゆる依頼に適材適所で出演者を手配する、それがキャスティングの仕事です。そんな弊社のようなキャスティング会社がどのような仕事をしているのか、今回はご紹介したいと思います。

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読モ必読の4ケ条!仕事が途絶えないモデルはこうやって動く!

読モになるのは意外に簡単。女優やモデルとしてマスメディアで活躍するのは別の話ですが、たとえば美容院でのサロンモデルや、たとえばネットで商品のPRをするなんて仕事は割りのいいアルバイト程度で多く存在しています。

特に10代の女子は、自身のSNSにDM(ダイレクトメール)が大量にたまっているという人も少なくはないと思います。でも、一回やったから次もできるというわけではありません。同じ人ばかり起用できないという理由もありますが、現場での立ち振る舞いやそのあとの対応を依頼する方も見ています。もしかしたら気づかぬうちに粗相をしてしまっているかもしれません。

では、どうすれば次にも声をかけてもらえる読モになれるのでしょうか。今回は読者モデルとして活躍している人がやっている仕事を途絶えさせないコツを簡単にまとめてみたいと思います。

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【キャスティング】同業他社にも読んでほしい!モデルのドタキャン対策6ヶ条

ブッキングしていたキャストが現場に来ない。

ビジネスの世界では絶対に許されないことですが、悲しいことにキャスティングをしていると度々こういう場面に遭遇します。予定時間になってもキャストが現れない。連絡を入れてもリアクションがない。まして、スタジオなどを手配していたら撮影時間は無くなるし、費用をこちらが負担しなければならない。キャストが来なくていいことなんて一つもありません。

事務所に所属してマネージャーに管理されているキャストなら少しは安心ですが、フリーランスで仕事を受けている人も増えました。ドタキャンをする人=フリーランスだとは言いませんが、どんな人にせよドタキャンに対してケアをしておいて損はありません。今回は、同業他社のみなさんや、他業界でも人をアテンドする仕事をされている方のために、弊社でやっているドタキャン対策をご紹介したいと思います。

①電話番号を確認する

基本中の基本ですが、緊急連絡先をまずは確認しましょう。最近ではLINEやメールを使ってコミュニケーションを取ることも増えましたが、それでも電話番号を聞いておくことをオススメします。理由としては、何より状況確認にかかる時間が短いことです。LINEやメールは相手が見ていないとリアクションが来ませんし、入力して送るまで時間がかかります。LINEでも電話できるという声もありますが、電波状況はもちろん、月末などは速度制限にかかって通話ができないという場合も想定しなければなりません。電話番号を聞いて、電話回線での通話は安定的に使え、また朝が早い時はアラームの代わりにもなります。マナーモードを解除しておくようにアナウンスするとよいでしょう。

②起床確認の連絡をもらう

①の電話によるアラームの話とリンクしますが、撮影では集合時間が朝早い時もあります。集合時間が早ければ早いほど寝坊のリスクは高まります。そのため午前中の撮影などの場合は、撮影開始の1時間前ぐらいまでに起床確認の連絡をもらうことを弊社ではお願いしています。起床確認の連絡については、LINEでもショートメールでもいいと思いますが、時間を決めておくことが何より大事です。約束の時間までに連絡がなければ電話をかけて起こすことができますし、連絡をしなければならないという意識で早起き対策や夜更かし予防になると考えています。

③移動時間を確認しておく

またいくら起床確認の連絡をもらっても、遅すぎる場合もあります。移動時間が2時間ぐらいかかるのに、1時間前に起床確認が取れても手遅れになるリスクが拭えません。当日の出発地点や最寄り駅などをヒアリングし、大体の移動時間を確認しておきましょう。それにより、例えばロケなのに雨天中止になる場合は、移動時間前に判断するという段取りが可能です。モデルだけでなく、スタッフの遅延などの場合も移動時間を考慮して予定を調整することもできます。

④自己紹介や要件説明をしっかりする

SNSを使ってキャストとファーストコンタクトを取るという業者さんのいるでしょう。そのため、SNSやフリーメールを使って仕事を受けている人は、逆に言うと業者さんからコンタクトが来ることに慣れています。手軽に使えるツールではありますが、ビジネスである以上は礼儀を弁えなければなりません。自身がどういう立場の人間でどういう用事があって連絡したかをしっかり伝えないと、キャストの方は怪しいと感じてレスポンスをしてくれません。特に女性は出会い目的で連絡してくる男性がいるため、シビアです。怪しくないのであれば、堂々と怪しくないことを説明しましょう。

またよくあるのが金銭トラブルです。お金のことは誰しも話しづらい。だからこそ、依頼をする側から予算をしっかり伝えて、その予算にあった内容なのかをキャストに検討してもらうようにしましょう。そこで予算にハマらなければ時間の無駄を避けて他のキャストを探せますし、キャストの方もお金のない会社の相手をしなくて済み、より高額なギャラの案件を優先することができます。聞きたくないことを最初に話をすることでお互いの信用を深められれば、ドタキャンも防ぐことができます。

⑤信頼できるキャストの知り合いを起用する

ここからは人選についてで、特に同業他社のみなさんは何度もリピート起用しているキャストが何人かいるのではないでしょうか。普段からのコミュニケーションが大切ですが、そういった仲の良いキャストの知り合いなどを紹介してもらうと紹介者の顔が効いてドタキャンするリスクを減らすことができます。例えばモデルの人たちは、同じ現場で同じような立場のモデルたちと顔を合わせることが多いです。そのため、態度がいい加減な人やルーズな人のこともよく知っています。そういった情報を上手く教えてもらって自身のキャスティングに活かすといいでしょう。(ただ、本人に仕事を回すのもお忘れなく)。

あとは美容師さんにヒアリングするのも一つの手です。美容院などではカタログなどを作ったり、SNSで自身のヘアデザインを紹介したりするために「サロモ」としてモデルをキャスティングしている人が多いです。美容師さんたちもモデルさんの素行には詳しいので、髪を切りに行く機会に話してみると盛り上がるかもしれません。

⑥事務所に所属しているキャストを起用する

これは当たり前といえば当たり前ですが、事務所が管理をしているドタキャンのリスクの少ない人を起用しようということです。事務所所属のキャストを起用すると、ギャランティはもちろん上がりますし、競合や期間の確認など細かいことをつめなければなりません。しかし、ドタキャンされてスケジュールが逼迫するリスクを回避できます。

業界からドタキャンで悲しむ人を「0(ゼロ)」にしたい

また他の会社では、契約書などで一筆交わすというのをやられているところもあるかと思います。特に、金額が大きくなればなるほどそういうケースは増えてくるでしょう。金額が大きい時はそういう対応をしますが、数万円程度の案件でいちいち契約書を交わしていては手間の方がかかってしまいます。その手間を省いて契約書を交わしていない程度の仕事だからと軽く捉えるのではなく、どんな現場や案件でもお金や人が動いていることをキャストには認識して欲しいです。

他にもいろいろドタキャン対策はあるかもしれません。同業他社の方で、こういう対策を自分の会社ではやっているというのがあればぜひ教えていただきたいです。むしろ、こういうノウハウを共有することで業界からドタキャンを撲滅できればいいなと弊社では考えています。

弊社でも何度かドタキャンで泣かされたことがありました。ある人は約束の時間に電話したら「体調が昨夜から優れない」と言っておきながら、SNSで酒盛りしていた写真をアップしていました。ある人は音信不通になっておきながら友達と海水浴に行っていました。おもしろいものでこういうのは大体バレます。

どの仕事も、担当が苦労してお客様からいただいた仕事であり、キャストを信用してお任せした仕事です。ドタキャンをされた時は、もっと熱意を持ってやりたいと言ってくれた人に回したかった、低予算でも快く受けてくれた方のギャランティに上乗せして支払いたかったといつも悔しい気持ちでいっぱいになります。

 

そんな思いをする担当者がいなくなればいいなと心から思っています。