インタビューが上手くできるか自信がない。そもそも初めてで経験がない。そのような不安を抱えている人、この記事を読んで準備をすれば大丈夫です。インタビュー記事の制作で必要な点を、プロのライターが徹底的に解説します。
※もし追加で聞きたいことがあれば、コメントをいただければ追記にてお答えします。
インタビューとは?意味や記事の用途を確認

そもそもインタビュー記事がどのようなものかをまず確認しましょう。
インタビュー記事とは?効果は?
インタビュー記事とは、向かい合っての会話…対談(2人)・鼎談(3人)・座談(4人以上)を通じて、取材した内容を基に執筆・編集した記事のことです。インタビューを受けた人(インタビューイー)の意見・経験・知識などを記事に反映できるので、下にまとめたような効果が期待できます。
検索では出てこない独自性のある記事がつくれる。
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SEO(検索エンジン最適化。GoogleやYahoo!などで検索されたときに検索結果の上位に表示させるための対策)で重要といわれる「E-E-A-T」のうち「E(Experience:経験)」の強化に役立つ。
※ほかはExpertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trust(信頼性)
「リアルな声」が記事に反映できる。
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お客さま・導入企業・新卒社員・転職社員などインタビューイーの声が親近感や共感につながって読者を引きつけられる点、企業/商品サービスの理解につながる点から、集客・販促・採用などのマーケティングの強化に役立つ。
漠然としていたアイデアや理念が深掘り・具現化でき、独自の発信ができる。
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他社との差別化や権威付けのブランディングの強化に役立つ。たとえば創業者・社長・役員などのトップ層が会社の方針(ミッション・ビジョン・バリュー)をしっかり発信できれば、同業他社との違いが明確にできて採用のミスマッチを防げたり、信頼性が高まって投資が集まったり、自社の理解が深まって社員のモチベーションが上がったりする。
インタビュー記事の種類
インタビュー記事には種類があり、「Q&A/対談形式」、「一人称/モノローグ形式」、「三人称/ルポルタージュ形式」が代表例として挙げられます。同じインタビュー素材でも、種類によって読み手の受ける印象が異なります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめました。記事の用途や効果を踏まえて、適切な種類を選ぶようにしましょう。
【特徴】
インタビュー時のやり取りに近い形で書く記事です。質問と回答の形で進むため、会話の流れが読者にもわかりやすく対話感が強くできます。
【メリット】
・シンプルな構成で読みやすい。
・章立てしやすく、特定のテーマを深掘りしやすい。
・質問の仕方や反応まで読者に伝えやすく、対談の雰囲気が生き生きと伝わる。
・読者視点での質問が共感や関心を得やすい。
【デメリット】
・脱線したり長くなったりすると、整理する手間が増える。
・表現によっては、軽めの印象になりがち。
・話し言葉のままでは、文章が長くなる。
・情報を足し過ぎると冗長的になったり、わざとらしくなったりする。
【特徴】
取材を基にするものの、インタビュアーの存在を表に出しません。あたかもインタビュイー自身が一人で話しているような形で構成する記事のことです。
【メリット】
・本人の声として書かれ、語り手の個性が際立つため、感情や思考がダイレクトに伝わる。
・体験談/感情中心の記述で、主人公の立場に読者が共感しやすい。
・視点が一貫しているため、短くても内容が濃く感じられる。
【デメリット】
・一方的な発信になりやすく、読者の疑問に答えられない場合がある。
・語り手の話し方やエピソードの選び方で印象が大きく変わり、編集に工夫が必要。
【特徴】
インタビュアーが発信者となり取材内容を論評しながら考察するスタイルです。新聞記事のように、インタビュアーの視点や意見を反映させながら執筆できます。
【メリット】
・第三者視点で描写されるため、客観的で多面的な内容にしやすい。
・語り手のエピソードだけでなく、周囲の環境や他者の視点も記事に盛り込める。
・インタビュイーの仕草や表情も書けば、取材現場の臨場感までリアルに伝えられる。
【デメリット】
・情景や感情を文章化するための高度なインタビュー力や描写力が求められる。
・語り手の感情や思考が間接的になるため、インタビュイーの人柄が伝わりにくい。
・説明口調の堅い文章になりがち。
インタビューや記事作成を成功させるコツ

つづいてインタビューを成功させるために意識したい点を紹介します。本ブログの編集責任者である田中利知(株式会社ネイビープロジェクト代表)が意識している点を、準備段階・インタビュー前・インタビュー中・執筆段階・執筆後に分けてまとめてみました。

株式会社ネイビープロジェクト 代表。
編集者・ライター。本ブログ 編集責任者。
広告代理店・在京テレビ局・新聞社・一流国立大の“自社用”の原稿制作も頼まれるライター。山口県防府市出身。2児のパパ。保育園の送り迎えで15kgダイエット成功。

1994年 大阪府生まれ
群馬大学 社会情報学部 情報行動学科 卒業
新卒で入社したIT企業を辞め、Webライターに転身。
独立に向けて準備を進めるなかで、ネイビープロジェクトと協業。
現在はフリーランスとして活動し、SEO記事を中心に執筆している。
準備段階
■企画(記事制作の目的やコンセプト)を明確にする
記事の企画によって、インタビューで聞く内容は変わります。記事を制作する目的やコンセプトは最初に明確にしておきましょう。
ポイントは、「マーケティング」や「ブランディング」などの横文字やカタカナ言葉は避ける・意味を具体的にしておくことです。意味が広くなり過ぎて、認識のブレが生じてしまう場合があるからです。可能な限り日本語で明確にしておきましょう。

上に挙げた「マーケティング」と「ブランディング」は、とくに意識したい言葉です。
本記事にも二つを使っていますが、「マーケティング」のところには「集客・販促・採用」、「ブランディング」には「他社との差別化・権威付け」と具体的な日本語を補っています。「マーケティング用」といいながら、採用用なのに、集客に関する質問・記述ばかりをするような事態を避けるように、事前に細かく確認しておくのがオススメです。
あとは「メリット(長所・利点)」も、「ベネフィット(恩恵)」と混同して使われる場面が多いので、丁寧に確認を進めたい言葉ですね。
■記事の構成/レイアウトを誰が考えるか確認する
ライターが考えるのはもちろん、編集者やページデザイナーが記事の構成やレイアウトを、決めてくれるときもあります。
ページや印刷物のデザインが先に完成していて、そこに文章を埋める形で執筆するような場合です(逆の場合は、ライターの文章に合わせて、デザインが組まれる場合といえるでしょう)。事前にどのような形で進めていくのかを確認しておきましょう。

構成やレイアウトをライターが考えるときには、型を意識できるといいかと思います。
日本語の文章で長く使われてきた「起承転結」や、Webライティングで普及している「PREP法」(結論から書くスタイル)、LP(広告などから誘導した先の着地ページ)やセールスレターでは「PASONAの法則」(問題点の提起→解決策の提示→行動の呼びかけのようなスタイル)などを記事ごとによって私は使い分けています。
■修正の工数を確認しておく
修正の工数は、依頼主と書き手の認識を合わせておくのが重要です。確認していないと、修正する(依頼主と一緒に推敲する)つもりで叩き原稿を納品したのに、そのまま公開されてしまう場合もあります。
もしくは予想以上に確認や修正が大量に発生し、ライターが疲弊してしまう場合もあるでしょう。どのようなスケジュールで進めるかを事前に確認しておくのが大切です。

インタビュー記事に限らず、スケジュールの確認は重要です。
過去には、社会保険に関する原稿をつくっているのに、各所への確認を行っているうちに、法律が改訂されて公開時にはすでに古い情報になっていた経験があります。
ライターというよりは、編集者やディレクターの領域ですが、「いつ公開するか」を関係者に共有しておくのが重要だと考えています。
■インタビュイーについて調べる
インタビュイーの情報は事前に調べておきましょう。知識が全くないままだと、話についていけず、エピソードが上手く聞き出せません。インタビュイーの最新作(著書・出演作品)などをチェックしておくのは、最低限のマナーといえるでしょう。

情報をチェックできていれば、聞く方の心の余裕につながります。
インタビューイーについて調べ切ってからであれば、もしわからない話が出ても「勉強不足ですみません。教えてください」と素直にいえます。これが全く調べていかないと、聞いたら失礼になるぐらい基本的なことかが判断できないわけです。
また名前を読み方まで確認しておくのをオススメします。私の失敗談としては、「寺原」を「てらはら」と思ってインタビューしていたのに、実は「てらばる」だった経験があります。名前間違いは非常に印象が悪いので、細かく確認しておきましょう。
■インタビューイーに取材を依頼する
インタビューイーに取材を依頼するところから請け負う場合もあるでしょう。記事の企画に合っているのはもちろん、経験が豊富で記事化しておもしろい・役に立つ話が聞けそうか、また依頼主や媒体のイメージと合うかなど、さまざまな点を考慮して人選する必要があります。
依頼するときに何を伝えればいいのか気になる人もいるかと思います。依頼メールのサンプルを作りましたので、活用してみてください。
●●●●社
●●●●さま
はじめまして。
ライターの田中と申します。
突然の連絡で失礼いたします。
●●●●社が運営するアマチュアスポーツ支援メディア「●●●●」(URL)にて
全国の学生・社会人スポーツチームへの取材を基にしたコンテンツを制作・発信して
活性化のお手伝いをさせていただいております。
つきましては、時節柄お忙しい折とは存じますが、
貴チームにも取材をお願いしたく連絡させていただいた次第です。
取材の概要について簡単にまとめました。ご確認いただけますでしょうか。
—————————————–
▼掲載媒体
アマチュアスポーツ情報メディア「●●●●」
[URL]
▼スケジュール
●月中に掲載予定のため、●月中旬での取材希望
・取材時間:1~2時間程度
・明るい時間帯にお邪魔できると幸甚です。
▼取材場所
貴社のグラウンドまでお邪魔させていただきます。
▼取材対象
合計3名:●●監督・●●主将・若手成長株の選手どなたか1名
▼構成イメージ
すでに掲載されている記事をご覧いただくのが良いかと思いまして、
●●●●さんの記事URLを記載いたしました。
[URL]
1ページ目はチームの基本情報、2ページ目以降は監督や選手の取材記事となっております。
2ページ目以降で、より選手にフォーカスした内容を記事として提供することで
チームの個性を紹介するコンテンツを作成して参ります。
▼質問内容
取材内容は添付の取材票にまとめさせていただきました。
監督用と選手用で2シートになっておりますのでご確認いただけますでしょうか。
※取材の前日までに3名(監督+2選手)にご確認いただき、メールでの送り返しをお願いすることになります。
▼備考
カメラ撮影:あり
掲載前の原稿チェック:あり
謝礼:1万円(税別。取材日を含む当月末日締めにて請求書をいただき、翌月末日迄に銀行口座を介してお支払いいたします)
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そのほか必要事項等ございましたら、
明日改めてお電話させていただきますので、
その際にお申し付けください。
前向きにご検討いただけると幸甚です。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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田中 利知(たなか としちか)
所属:株式会社●●●●
HP:●●●●●●●●●●●●
Phone:●●●-●●●●-●●●●
FAX:●●-●●●●-●●●●
MAIL:●●●●@●●●●
*******************************************

取材を依頼するときは、根回しと心遣いが重要です。
インタビューイーに依頼して了承してもらったのに依頼主や媒体側からNGになると、断るのが心苦しいです。
条件に合う人なら誰でも問題ないと依頼主や媒体側からいわれた場合でも、「あなたにお願いしたい」と指名のようにインタビューイーに依頼するのが礼儀です。「早い者勝ち」のような煽るような連絡は避けましょう。
■質問票をつくる
質問票をつくっておくのは基本かもしれません。1問あたり5〜10分で聞くイメージで、時間内にインタビューを終わらせるために、質問数も考慮しておく必要があります。またナンバリングしておくと、「〇〇番の質問に移ります」などと、インタビュー時に質問しやすくなるのでオススメです。
あらかじめ共有もしておくと、インタビュイーの負担も軽くなります。アドリブが苦手であったり、事前に考えを整理してからしっかり答えたかったりと、インタビュイーによって考え方がさまざまだからです。併せて企画の説明も質問票に書いておくと、回答のズレが防げるのでオススメです。

主観的で恐縮ですが、過去・現在・未来の時系列に沿うと質問票はつくりやすいかなと思います。どのようなプロジェクトや人物にも、時間の流れは存在しています。なので、質問を考えるときの切り口として汎用性が高いわけです。
過去の話からすれば、現在の行動や考え方につながるヒントが得やすい、また未来の話で終わればビジョンやメッセージで投げかけて記事を終えやすいという、インタビューや編集上の利点もあります。
■インタビューの方法を確認したり、機材を準備したりする
インタビューの方法を確認したり、機材を準備したりしておきましょう。最近はオンラインでのインタビューも増えました。オンラインの場合は、パソコンの設定(ツールのインストールやアカウント作成)や映り込みのケア(後ろを片付ける・ぼかし設定をする)が必要でしょう。
オフライン・オンラインに限らず、メモ紙/ペン/ICレコーダーは必須といえます。オフラインの場合はとくに、パソコンでメモを取ってしまうと、画面ばかり見てしまってインタビューイーの目を見て会話がしにくくなります。メモ書きの柔軟性も紙の方が優れるので、手帖やメモ用紙を準備するのがオススメです。ペンも、新品を複数本予備で持っておきましょう。
時間管理には、腕時計をオススメします。インタビュー中に見るとすると、サッと見られて相手の話の邪魔にならないからです。時間がわからずに長引くと、忙しいインタビューイーや同席者の迷惑になる恐れもあります。会議室を使える時間が限られて移動を強いる場合もあるでしょう。カメラマンが同席する場合、ストロボなどの機材の移動が発生すると大変です。

オフラインの場合は、動画が撮れるカメラもあると便利です。
ICレコーダーとのダブル録音で、機材トラブルで片方が収録できていなかったとしても、保険がかけられます。
身振り手振りで説明する人を取材するときも、雰囲気や何を伝えたいかが確認できるので、原稿の質が上げられる利点もあります。
インタビュー前
■開始前に一報を入れる
現場に到着する前(できれば、目覚めたときや自宅を出る前)に、連絡を一度入れておくのがオススメです。依頼している人は、現場に到着するまでライターが来るかドキドキしています。早い段階で事前に連絡して、依頼主を安心させてあげましょう。

簡易的なやりとりができるLINEやショートメールでの連絡がオススメです。
主観で恐縮ですが、出発の連絡は“大した連絡”ではありません。メールで送ると“わざわざ”になるところを、LINEやショートメールなら直感的にできて、返信する側も楽だからです(LINEならスタンプだけなのでより手軽です)。
■オフラインの場合は、余裕をもって現場に到着する
社会人として当たり前かもしれませんが、余裕をもって現場に到着しておきましょう。早朝の場合はとくに、交通機関の乱れや体調の変化などがあります。ギリギリに着くと、汗まみれだったり、息が上がったままで落ち着かなかったりするかもしれません。余裕をもってインタビューするためにも、30分くらい前までには着くようにしておきましょう。

遠方に行く場合は、用心するに越したことはありません。県境をまたぐときは、前泊を基本にしてもいいと思っているぐらいです。
朝から新幹線で移動して北関東で昼からインタビューをする(余裕をもって到着して昼食をとる)段取りだったのが、地震で新幹線が大幅に遅れて昼食抜きになったことがあります。
東北での朝9時からのインタビューで、都内から来る人が寝坊して機材がない(車を急遽借りてドン・キホーテまで買い行った)こともありました。
■インタビュー場所をセッティングする
インタビュー場所のセッティングは、編集者・ディレクターとして工夫したい点の一つです。インタビュイーが話やすい座組みや、撮影したときの“抜け”がいい背景などを考慮してインタビュー場所をセッティングしましょう。
たとえば正面に座る「対立構図」を避けてみたり、あえてハの字型の座り方にしてみたりと、インタビュー場所の広さやレイアウトによって工夫ができます。カメラマンさんに素直に相談してみてもいいかもしれません。

記事を複数並べて載せる場合には、“違い”を意識した方がいいなと考えています。
取材協力先に部屋の用意をお願いすると、抜けがよくて広い会議室を皆さん押さえてくださいます。しかし皆さんが同じことをするため、似た写真ばかりになってしまうわけです。
その会社らしさが出るような場所を押さえてもらったり、写真のときだけは移動したりと、工夫できるとよいかと思います。
■名刺交換をする
初対面の場合、あいさつと名刺交換を自分からしましょう。あいさつを事前にしておくと、インタビュイーも話しやすくなります。もし名刺交換ができなかった場合でも、最初に名乗っておくと印象がよくなるでしょう。

あいさつができていると、インタビュアーの心の余裕につながります。インタビューイーの方も、取材に慣れている人ばかりではありません。
アイスブレイスの観点からも、あいさつをして軽く話をしておくのが有効な場合が多いです。
■相手の名前をメモしておく
自分がインタビュー中に持つ質問票のすぐに見える位置に相手の名前をメモするのはオススメです。インタビュー中に相手の名前を忘れてしまうと、スムーズな会話が難しくなります。持参する質問票の全ページに、インタビューイーの名前を入れていると、忘れてもすぐに見られるので安心です。

これもインタビュアーの心の余裕を生むコツです。
上で紹介した工夫点を踏まえて、私は質問票をExcelで自作して、インタビューイーに送るのはもちろん、A4用紙に印刷して持って行きます。インタビュー後にスキャンしてデータ化しやすく、執筆後にシュレッダーにかけて処理しやすい(情報漏洩を防げる)からです。
今回の原稿をつくるときの質問票を、参考としてダウンロードできるようにしました。ぜひ活用してみてください(記事の最後にダウンロードページへのリンクがあります)。
インタビュー中
■目的をまず説明する
インタビューの目的をまず説明しましょう。質問票などで説明していても、インタビュイーが読んでいない・忘れている場合がしばしばあります。質問の意図や回答がズレないよう、共通認識を持つのが大切です。

ここで意識したいのが、端的に終わることです。インタビューイーの話を聞く場なので、インタビュアーからの話は短いほどいいです。短時間でパッと要点だけを説明できるように準備しておきましょう。
■質問項目を確認する
質問項目も、インタビューの冒頭で確認するのがオススメです。質問の流れや個数を最初に把握しておけば、回答の重複や脱線が防ぎやすくなります。話の流れをイメージできるので、インタビュイーの回答も明確になります。

質問の個数を伝えるのが効果的だと考えています。「本日聞きたいのは3点です。コレとアレとソレです」みたいに伝えてみましょう。
数字は印象が強いので、聞いたインタビューイーの方も頭に残ります。そのため『あとどれぐらい質問があるんだっけ?』とインタビューイーが途中で思ったとしても、頭の中で整理しやすいわけです。
私の場合は、質問を3〜4つに大別して説明することが多いです。
■インタビュイーの話を聞くことに集中する(脱線や沈黙を恐れない)
インタビュイーの話を聞くことを最優先しましょう。インタビュアーが長々と自分語りをしてはいけません。編集者やディレクターが横入りしてペースを乱するのも、会話の邪魔になるので避けるべきです。脱線や沈黙が多少あっても、恐れずにインタビュイーの話に耳を傾けましょう。
またインタビュイーの話を集中して聞けるよう、事前に環境を整えておくのも重要です。メモを書くのに気を取られずに話を聞けるように、ICレコーダーやカメラで音や映像を撮っておくわけです。

「沈黙を恐れない」はとくに意識したい点です。何かを考えるときに黙り込むのは、普段の会話でもよくあるはずです。そこで焦ってインタビュアーが横入りすると、思考が中断されて良い話が聞けなくなります。
『沈黙しちゃった。マズい…』とインタビューイーの方がむしろ焦っています。話をしなければならないのは、インタビューイーの方だからです。インタビューイーが黙ったとしても、まずはゆっくり待ちましょう。
本当に思いつかないときなどは、「思いつきません」と相手もいってくれます。
■会話を楽しむ
会話を楽しむのは、インタビューを成功させる秘訣です。質問票に書いていないことも織り交ぜながら、雑談を楽しむ・予定調和を壊すくらいでいいでしょう。知らないこと・わからないことを素直に聞くと、会話も弾んでいいインタビューになります。

ライターの皆さんはとくに、インタビュー取材と称して、人気企業の経営者や有名人などと話す機会が得られやすいです。せっかくの時間なので、ご自身が楽しまなくては損だと私は思います。
一個人としての視点は読者目線にもつながるので、楽しめるように準備などを入念にしましょう。
■時間管理は絶対
時間の管理は絶対です。インタビュイーは基本忙しいと思っておきましょう。腕時計で時間を確認しながら、優先順位の高い質問をもれなく聞けるようにするのがプロのインタビュアーです。

準備物のところで説明したとおりです。インタビューは時間内で終わることを心がけましょう。
話が長引いて、最低限の質問ができないときもあるかもしれません。まずは時間どおりに終わることを意識したのち、聞き漏らしがあればメールなどで追加取材を相談するのがスマートです。
■最後に自由発言の時間を設ける
インタビューの最後に自由発言の時間を設けてみてください。インタビューで話をしていると、イメージが具現化されたり、なにか思い出したりして、話し切れていないことがよく発生します。それを自由に話してもらう時間を設けるわけでます。
編集者やディレクターが横入りするのは、この最後のタイミングがいいでしょう。その旨を事前にお願いしておくとスムーズです(そのために5分ぐらいは時間を残しましょう)。質問はインタビュアーが考えた範囲だけなので、範囲外でいい話が聞けるのも珍しくありません。

鼎談や座談のときに「今だから聞ける、お互いへの質問」として、インタビューイー同士で質問させ合うのはおもしろいです。
最後なので体が温まっているし、会話で情報が整理されているので、「実は気になっていたこと」がポンと出てきたりします。
インタビューイー同士が会話のキャッチボールをしている記述にもできるので、ぜひ試してみてください。
記事執筆段階
■文字おこしは丁寧に
文字おこしは丁寧にしましょう。手書きのメモだけでは、取りこぼしや理解が追い付かない点も出てきます。ICレコーダーなどを使って話を確実に記録しておくと、取りこぼしなく取材が可能です。またAIツールで文字おこしは省力化できるようになりましたが、誤字脱字や意味の違いがないかを必ず自分で確認しましょう。

AIが進化したとはいえ、人による見直しは必須です。
私は以前、「コ・クリエイション(共創)」が「クリエイション(創造)」となっていて見直しの重要さを痛感しました。料理でいう“下ごしらえ”だと思って、丁寧に行いましょう。
文字おこしの負担を減らすのにオススメなのが、AI+YouTubeです。AIでいったんテキスト化してから、見直しにYouTubeを使います。インタビューをカメラで録画するのでできる方法なのですが、自分のYouTubeアカウントで「非公開」でデータをアップし、スマホから動画を見ながらAIのデータを確認するのです。
文字おこしで面倒なのが、聞き直しで前に戻す作業です。スマホでYouTubeを見る場合、画面左側をタップすれば5秒や10秒ほど前に戻れます(細かい秒数設定可能)。ブラウザとWordを行き来する手間がなく、カーソル操作よりも直感的なので、ストレスフリーになります。
※情報漏洩防止のために、「非公開」設定と、校了後のデータ削除も忘れずに!
■インタビューの流れどおりに書かなくてもいい(構成の考え方)
インタビューの流れどおりに執筆しなくてもかまいません。話が散り散りになっている場合はとくに、素材を並び替えて流れを整理してからまとめた方が読みやすくできます。構成案として執筆前に確認しておくと、不要な修正やトラブルを避けられるのでオススメです。

インタビューの流れのとおりに原稿を書けば、自然にはできます。
並び替えると順番が変わって、説明がないのが当然のように語られている場面があったかと思えば、そのあとに説明が入って“先に教えて”となる可能性があるわけです。編集力が試される部分ですので、丁寧に進めましょう。
構成づくりに慣れていない人は、取材内容を全く知らない人に“どんなインタビューだったか”を口頭で説明してみるといいかもしれません。
書くよりも、しゃべる方が簡単です。原稿(パソコン)から離れると、気分が変わって情報整理がしやすくなります。一度しゃべってみて、自然に・おもしろく説明できる流れで原稿も書く方法はオススメです。
■話し言葉をどこまで書き言葉にするかは要検討
インタビュー中の話し言葉を、どこまで書き言葉にするかはしっかり検討しましょう。インタビュー記事はすべての文章を書き言葉にすればいいわけではありません。
書き言葉として整えれば、誤読が少ないわかりやすい文章になります。一方で話し言葉に近い形でまとめると、話しているときのリズム感やスピードが出て、インタビュイーと話しているかのような読後感が得られます。口癖や方言を入れて、インタビュイーの個性を出すのも一つの手法です。

センスが問われる部分なので、慣れていない人は気にし過ぎなくてもかまいません。
そもそも日本語は、書き言葉と話し言葉で使い分けられてきました(下記参考)。私たちは無意識のうちで使い分けているわけですが、意図的にどちらかに寄せるのが非常に難しいです。
書き言葉としてきれいに整えるのをまずは意識してみてください。
もともと日本人は、「書きことば」と「話しことば」を使い分けて生きてきた。
平安後期から明治初期にかけて「文語」と「口語」は、あきらかに分離していた。しかも時代を経るごとに、その乖離は深まっていった。時代に合わせて自在に変化する「口語」に対し、「文語」は保守的で、変化を嫌う性格を持っていたからである。
そんな状況に風穴を開けるべく明治期に巻き起こったのが、言文一致運動だ。
坪内逍遥、二葉亭四迷、山田美妙、尾崎紅葉らの文学者たちがリードし、明治政府も後押しした、「書きことば」と「話しことば」を一致させようとする国民運動である。若き文学者たちは、海外小説や落語の速記文を参考に、あらたな文体を生み出すべく試行錯誤した。彼らの奮闘を後押しするように、明治38年には帝国教育会(全国規模の教育者団体)のなかに「言文一致会」がつくられ、言文一致はひとつの国民運動として盛り上がっていった。そして明治39年、日本初の国定国語教科書『尋常小学読本』において、ついに口語文(言文一致体による文章)が採用され、言文一致運動は完成をみた。――以上が日本史の授業で学ぶ、言文一致運動である。
もっとも、その後も法曹界や軍部などに文語体は残ったものの、それも終戦をもって口語体に改められた。おそらく現在、ほとんどの日本人は、自分たちが言文一致の果たされた世界に住んでいると思っている。
しかし、だ。
新聞であれ、書店に並ぶさまざまな本であれ、あるいは中高生の書く作文・読書感想文であれ、そこに「話しことばのまま」書かれた文章は、ほとんど存在しない。どんな文章も、なんらかの「書きことば」として書かれている。
[中略]挙げていけばキリがないが、このようにわれわれはいまなお、言文一致の果たされていない二重の言語空間に生きているのである。
『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』(古賀史健,ダイヤモンド社,第4刷P168L12〜)
記事執筆後
■公開前に、インタビュイーに確認してもらう
記事を公開する前には、インタビュイーに確認してもらいましょう。事実誤認や言い過ぎをケアできます。数字はとくに丁寧に、こちらでもチェックした上で間違いがないかを確認してもらいましょう。

締切を設けるのが重要です。忙しい人も多いので、公開日に間に合うように各所に“いつまでに”というのを通達しましょう。
また確認する側が意識したいのは、順番や方法です。決定権のある人が、原稿制作に詳しいとは限りません。
SEOを意識する場合はとくに、高度な設計をして原稿をつくります。見識がないと、要領を得ない修正で手間暇が取られかねません(偉い人の意見だとそのまま通って、効果が得られない場合もあります)。
誰から先に・どのように原稿を見せればいいかぜひ考えてみてください。
■事前に確認した条件で修正する
修正の条件などは事前に確認した範囲内で行いましょう。あとから何度も修正をお願いされると、割に合わない仕事になるかもしれません。もちろん条件にある修正はきちんと行う必要はありますが、それ以上の要求は断れるようにしておきましょう。

大きな企業になればなるほど、この点は注意いただいた方がいいかもしれません。
というのも資本金が1000万円を超える事業者が下請事業者に原稿制作(情報成果物作成・役務提供委託)を依頼する場合、「下請法」の対象になるからです。
「不当な給付内容の変更及び不当なやり直し(第2項第4号)」(費用を負担せずに注文内容を変更し,又は受領後にやり直しをさせること)は、「禁止事項(4条)」として定められています。
インタビューを受ける人の準備は?

インタビューを受ける人も、事前準備が大切です。取材の準備をする編集者やディレクターは、インタビューイーに下記のような点を伝えておきましょう。
■自分ごととしてインタビューに臨む(臨んでもらう)
自分ごととしてインタビューに臨む(臨んでもらう)のが重要です。インタビュイーの言葉によって記事の価値が決まります。企画を理解した上で、しっかりと自分の言葉で話せるように準備して(準備をお願いして)おきましょう。

Webに載る原稿は、アーカイブされて一生残るものもあります。中途半端な記事は、効果がなく周りの不利益になるだけでなく、インタビューイー自身が恥をかく原因にもなりかねません。
よい記事は逆に、周りの人やインタビューイーを一生幸せにするといってもいいでしょう。緊張したり、変に構えたりする必要はありませんので、インタビューや記事が「あなた」のためになるように協力をお願いします(協力を仰いでみてください)。
■質問票の確認をしておく(確認を促す)
事前に質問票が送られている場合、簡単に確認しておく(確認を促す)とよいでしょう。役所の人など立場的にアドリブを利かせられない人は、想定問答を考えておくのが重要です。

質問票を見て簡単に考えておけば、インタビューイーの心の余裕につながります。
インタビュイーも、大半の人が緊張しています。リラックスできるようにインタビュアーなどが和ませてくれるものの、インタビュイーの方でも心の余裕につながる工夫をしてみましょう(工夫をお願いしてみてください)。
■身だしなみを整えておく
身だしなみを整えておくのも、大切な準備です。インタビューの際に撮影される場合もあります。写真の見栄えは記事の印象に影響を及ぼすので、身だしなみを整えてインタビューに臨みましょう。

公益社団法人日本広告写真家協会 副会長で、写真家の善本喜一郎さんに以前インタビューしたとき、写真撮影がある場合は「散髪後から1〜2週間は空けてほしい」とおっしゃっていました。切り立てでは、髪が馴染んでいないようです。
あと女性はとくに、メイクを張り切り過ぎないのがいいといわれました。実際に会ったときと写真の印象が違い過ぎると、逆効果になってしまうからです。整えつつも、“いつもの感じ”を意識してみてください。
インタビュー記事作成に関するQ&A
- QライターではないのでICレコーダーを持っていません。インタビューをスマホでしてもいいのでしょうか?
- A
ライターを呼べない場合もあるので、スマホでインタビューをする人もいるでしょう。スマホだけでも、録音・録画・文字おこし・AI要約までできるようになりました。通信機能があるので、データをクラウドにすぐアップできるのも利点といえるかもしれません。
ただ下記のような注意点(デメリット)があるので、対策してみてください。いずれも、問題なく使用できるかインタビューの前にテストしておくのをオススメします。
注意点 対策 通知や着信が邪魔になりかねない ・バックグラウンド録音が可能なアプリを使う
・機内モードにしておく音質が劣る(文字おこしが大変になる) ・インタビューイーの口元のなるべく近くにスマホを置く
・(あるならば)ピンマイクや短一指向性マイクをつなぐ
・(熱中症などの問題がない場合は)空調を消すバッテリーの消耗が激しい ・充電ケーブルや予備バッテリーにつなぐ データ不足で止まる恐れがある ・不要なファイルを事前に削除しておく 上に挙げたのはあくまで機器トラブルへの対策といえます。もう一つ挙げられるのが、「インタビューイーの気持ちが上がらない」ことです。
インタビューを受ける立場にあなたがなるとイメージしてみてください。下の二つのうち、どちらがテンションが上がるでしょうか。
- ストロボがセットされた会議室で、カメラマンが大きなカメラを持って構える横で、ライターからはICレコーダーを向けてくる(もしくはピンマイクを付けられる)。
- いつもの会議室で、録音用のスマホを一つ置かれるだけで、「撮影もスマホでやります」といわれる。
テンションが上がるのは前者なはずです。こればかりはスマホを使う場合は対策できません。機材を用意するのも、数回しか使わないなら購入は気が引けるのもわかります。だからこそ、機材を用意して「空間を演出」してくれるプロのライターが必要になるわけです。
- Qインタビュー取材記事の見本・事例はありますか?
- A
今回紹介した3種類の記事でそれぞれ見本となる記事を紹介します。
■Q&A/対談形式
ブランディングの「軸となる1枚」、プロカメラマンはこうやって生み出す。|田中利知|㍿ネイビープロジェクト|取材・SEOライター「ブランディング」(権威付け・他社との差別化・働く人のモチベーション向上など)のための原稿を作りたいとの相談をよくいただきます。そのとき「写真はどうしますか?」と伺うと、「編集者・ライターさんが撮ってくれたらそれでいい」といわれることが意外...■一人称/モノローグ形式
代表あいさつ – 株式会社大和屋株式会社大和屋の事業案内。新潟県糸魚川市でクリーニングを主体に宅配クリーニングやコインランドリーなど事業展開しています。他には、リアクア新潟富山、インテリア&リフォーム、ダスキン、アクアクララ部門があります。■三人称/ルポルタージュ形式
髭を伸ばして顔の印象と気分を変えよう。 モチベーションもアップさせる、20代男子のためのモテ髭コーデ術かっこよく髭を伸ばしたい男性必見!かっこいい芸能人のように髭を伸ばしている、同じ形にしているけど全然かっこよく決まらないと悩んでいる方も多いはず。今回はヘアサロン銀座の店長・山道陽介さんにお話を伺い、モテ髭コーデ術をご紹介!上は、ネイビープロジェクトの事例の一部です。ほかにも事例は多くあるのですが、公表NGなものがばかりで記事内では紹介できません。ほかの事例についてはお問い合わせください。
- Qインタビュー記事作成を依頼するときに何を考えて伝えるのがいいですか?
- A
会社によって違いがありそうですが、下記のような内容を事前に検討いただけると制作がスムーズに進むかと思います(ネイビープロジェクトでの主なヒアリング内容です)。
- 掲出予定先(ページの有無):構成案の作成の必要性や内容を考えるため
- 過去記事の有無(もしくは作成イメージ記事):文字数や画像のイメージをつかむため
- 制作予定記事数:制作リソースがあるかを考えるため
- 取材形式(オンラインかオフラインか):形式によって料金が変わるため
- [オフラインの場合は]想定取材先:移動にかかる負担を確認するため
- 確認フロー:社内確認の回数に伴う修正対応の工数を見積もるため
- そのほかのご要望
- Qインタビュー取材記事の原稿料の相場はいくらぐらいですか?
- A
「3万〜5万円が相場」と多くの会社(ページ)が紹介していました。クラウドソーシングでフリーランスに直接依頼する場合は、もう少し安いようです。「1万円前後」と紹介しているページもありました。
ただ自社の料金は「5万円〜」と記載をしているページが多いように見受けられました。理由は、テーマ・取材方法・文字数・撮影の有無などで費用が大きく変わるためです。実際は、編集プロダクションに依頼する場合は「10万円程度が相場」と捉えておくのが無難かもしれません。
また料金が安めの場合、経験値が少ないライターが対応する(から安い)旨を丁寧に書いている会社もありました。しかし、どのようなライターが対応してくれるかを明確にしていない会社もあったので、ご自身で確認・比較してみてください。
インタビュー記事作成を依頼するネイビープロジェクト

インタビューの意味や記事の種類と用途にくわえ、成功させるためのコツなどを今回は解説しました。読みやすくて内容のあるインタビュー記事をつくるためには、いくつもの事前準備やノウハウが必要だとイメージできたでしょうか。
また質問票のところで簡単に書いたとおり、本記事を制作する上で使用した質問票と構成案を特典としてプレゼントいたします。どちらもExcelの資料なので、書き換えて使ってくださってかまいません(構成案は、SEOのためのキーワード調査データも入れてあります)。下のフォームから、1〜2分で終わる簡単なアンケートに記入の上で、ファイルをダウンロードしてください。
また、ここまで読んでくださった人の中には、準備が大変・上手くできるか不安などと、インタビュー記事作成を誰かに依頼したいと思った人も多いのではないでしょうか。
外注するなら、本ブログを運営し、「わかりやすい文章」にこだわって多くの原稿を制作してきた株式会社ネイビープロジェクトにぜひご相談ください。
ネイビープロジェクトの「わかりやすい文章」は、述語を中心に構造を考え、修飾語を的確に配置したものです。人間だけでなく、コンピュータにも理解しやすいため、SEOの支援でも好評を頂戴しています。今回まとめたとおり、インタビュー記事作成を成功させるノウハウも豊富です。
そして、本記事を最後まで読んでくださったあなたは特別に、下に表示されている期間限定の割引クーポンを利用いただけます。まじめに文章と向き合うあなたの悩みを、一緒に解決したいのです。
ネイビープロジェクトへの問い合わせの際に、下の画像に書いてあるクーポン番号をお伝えください。大事な原稿や記事を丁寧に作成しますので、文章とまじめに向き合うあなたからの依頼をお待ちしております。下のリンクから問い合わせをして、インタビュー記事作成の悩みを今すぐにでも解決してください。
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