
読モになるのは意外に簡単。
女優やモデルとしてマスメディアで活躍するのは別の話ですが、たとえば美容院でのサロンモデルやネットで商品のPRをするぐらいの仕事は割りのいいアルバイト程度で多く存在しています。
特に10代の女子は、自身のSNSにDM(ダイレクトメール)が大量にたまっている人も少なくはないのではないでしょうか。
しかし、一回やったから次もできるというわけではありません。
同じ人ばかり起用できないという理由もありますが、現場での立ち振る舞いやあとの対応を依頼する会社も見ています。
気づかないうちに粗相をしてしまっているかもしれません。
では、どうすれば次にも声をかけてもらえる読モになれるのでしょうか。
読者モデルとして活躍している人がやっている仕事を途絶えさせないコツを簡単にまとめてみたいと思います。
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①SNSをこまめに更新
②早くて丁寧なレスポンス
③交渉のうまさ
④写真や動画などの品質が高い
まとめ
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※この記事は7〜8分程度で読みきれます。
①SNSをこまめに更新

冒頭にも紹介した通り、マスメディアで活躍するのは難しいです。
大きな事務所に所属して、レッスン料を払いながら、チャンスを実らせた人が活躍する舞台といえます。なぜマスメディアに出るのが難しいのでしょう。
理由はマスメディアはSNSなどとは比べものにならないくらい影響力・宣伝力があるからです。
テレビの話でよく議論の的になる「視聴率」。
10%を超えるとヒットと呼ばれる時代になりましたが、そもそも視聴率1%は日本国民1億2千万人の1%、120万人が見た可能性があることを示しています。
1%の差が命取りです。
加えて、関わっている人の数や番組制作にかかる費用も桁違い。
だからこそ、下手な人を出すわけにはいかないのです。
比べてSNSは手軽です。
無料でアカウントを取得し、プライベートの写真を投稿していればフォロワーを獲得できます。
InstagramやTwitterは数千フォロワーがいればPRの仕事が舞い込んできます。
レッスン料が発生する心配もありません。
フォロワーが数万単位でいる「マイクロインフルエンサー」は目につきやすかったり、案件をお願いしやすかったりします。
これから始めようと思う方はぜひフォロワーを伸ばす努力を惜しまないでください。
あとは、こまめな更新が大切です。
むしろこまめに更新しないとフォロワーは伸びません。
遊びに行った場所や食べたご飯、楽しむ自分の顔、なんでもいいのでこまめに投稿しましょう。
こまめな更新がキャスティング会社や制作会社などの仕事を依頼する側の人にもアピールになります。
「こんな趣味があって、こういう企画でも仕事ができます」と伝える効果を生むのです。
②早くて丁寧なレスポンス

フォロワーが伸びてきたら、キャスティング会社や制作会社などの仕事を斡旋している人から依頼がくるようになります。
DMだと埋もれてしまう可能性も高く、文字数が限られているSNSもあるため、依頼の内容に齟齬が生まれてしまう可能性もあります。
Gメールなどのフリーアドレスを取得して、メール宛に連絡をもらうのもよいでしょう。
依頼が確認できたらすぐに返事をしてください。
いわゆる即レスは大事です。
なぜかというと読モクラスの仕事は、代わりが効く仕事がほとんどです。
みなさんにきた仕事がみなさんにしかできない仕事である訳がありません。
椅子取りゲームと同じで、早く誘われた枠に入らないとすぐにチャンスは無くなってしまいます。
仕事は時間との戦いです。
急な発注で、制作側が困っている場合もあります。
素早い対応によって、確認に必要な時間も確保できて発注する側も安心できるのです。
そもそもスケジュールが空いているのなら「もっと詳細を伺いたい」ぐらいで前向きな姿勢をしめしましょう。
逆にスケジュールが埋まっているのなら早く断ってあげるのも制作側には非常に喜ばれます。
後回しはみなさんにとっても、制作側にとってもデメリットにしかなりません。
「確認するので少し待ってください」と結論を引き延ばすのは印象が悪いです。
確認してすぐに可否を出せる人は次のチャンスも巡ってきやすいでしょう。
また現場終わりでお礼の連絡を入れるのも喜ばれます。
LINEやメールでやりとりする人が多いかと思いますが、簡単にでかまいませんので、当日中に一報入れましょう。
直筆の手紙を送る方も中にはいます。
些細な工夫ひとつではありますが、他の人がやらないコミュニケーションは印象に残り、次の仕事につながる可能性は高いです。
③交渉のうまさ

スケジュールが空いていてなんとなくやってみようと思った時に、依頼の詳細をしっかり確認しましょう。
日時・場所・稼働内容、そしてギャランティです。
最初のうちは安いギャラでうけて実績をつくるのも大切ですが、赤字や安売りにはしたくないでしょう。
交渉の時にうまくギャラの交渉をできると次の仕事にも繋がります。
むしろ、簡単に断られるよりは、制作側も人探しは大変なので、条件を提示してもらってお互い妥協していく方がありがたい場合もあるのです。
特に仕事をした会社には、ギャラの交渉をしてもいいと思います。
2回目もオファーをしてくるのは、仕事を評価してもらっている証拠であり、信頼してもらっているからです。
金額は考えなければなりませんが、常識の範囲内で相談してみるのも有効でしょう。
④写真や動画などの品質が高い

「途絶えさせない」ためには「成果・結果がよい」のが一番です。
いい写真がとれた・投稿がバズった・雑誌が売れたなど、結果に結びつかなければ次も依頼しようとは思ってもらえません。
①〜③まではうまくこせる方も多いですが、④に確実に繋げられる人は稀です。
お金をかけてレッスンに通いましょうとまではいいませんが、ポージングの勉強をしたり、体を鍛えたり、一芸になる資格をとったり、商材である自分自身を磨いていただきたいです。
そして、自分をブログやSNSなどで発信していけばキャスティング会社や制作会社の目にきっと留まるでしょう。

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①SNSをこまめに更新
②早くて丁寧なレスポンス
③交渉のうまさ
④写真や動画などの品質が高い
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4つほどポイントをまとめてみましたが、いかがでしょうか。
まとめてみての感想は、撮影モデルの仕事に限らず、世間一般で求められる常識的なことが多いのかなと思います。
特殊な業界の仕事と思われがちですが、そんなことはなく、むしろ常識が他の業界よりも求められ、また活かされる業界なのかもしれません。
藤田ニコルさんや池田美優さんのように読モから人気に火がついた芸能人の方も多くいます。
あなたもこの4ケ条を意識して、読モとしてぜひ活躍してください!!
